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骨粗しょう症

当院では専門医による骨粗しょう症の治療を行っています。
骨粗しょう症とは、骨がもろくなり、骨折が起きやすい状態になっていることで、実はとても身近な病気です。日本人女性の場合、70歳代で3人に1人が、80歳代では2人に1人が骨粗しょう症を抱えています。

骨粗しょう症を抱える女性の割合

骨粗しょう症の原因

女性が骨粗しょう症になる主な原因は閉経と加齢です。
女性の骨量は成長期に増加し、20〜30代でピークを迎えた後、閉経以降、減少を続けていきます。

また男女を問わず、加齢のほかにも糖尿病や慢性腎臓病、また主にステロイドの使用などが骨粗しょう症の原因となることもあります。

健康な骨

骨粗しょう症の骨

骨は常に「壊されて、作られて」を繰り返しています。
そして、この「壊す」と「作る」のバランスを調整しているのが女性ホルモンです。
閉経や加齢によって女性ホルモンが低下すると、このバランスが崩れ、骨量が低下していきます。


正常な場合:骨吸収と骨形成のバランスが保たれています。

骨粗しょう症の場合:このバランスが崩れ、骨を作る働きが追いつかない状態になります。

骨代謝のサイクル

骨粗しょう症になると

骨粗しょう症になると、ちょっとしたことがきっかけとなり骨折することがあります。

これを脆弱性骨折といいます。

「骨折・転倒」「関節疾患」は、介護が必要となる人の主な原因の第一位となっており、特に女性で高い割合を占めています。

以下のような気になる症状がある場合は医師にご相談ください。

・腰が曲がる
・身長が縮んできた
・背中が痛む
・息切れがする

骨粗しょう症は治療することができます。まずは検査で自分の骨を把握することが大切です。

骨密度の検査

骨密度を調べる検査にはDXA(デキサ)検査があります。この検査では、骨粗しょう症の有無や骨折のリスクを評価し、必要に応じて適切な治療へとつなげることができます。

当クリニックでは、骨密度検査をご希望の患者様は予約なしで検査を受けていただくことが可能です。(主に月曜日〜金曜日の午前中に検査を行っています。)

骨粗しょう症の治療

骨粗しょう症による骨折を一度起こすと、次の骨折を起こす危険性が大幅に高まるといわれています。

これを骨折の連鎖(フラクチャー・カスケード)といいます。

そのため、骨粗しょう症を早期に発見し、適切な治療を行って骨折を予防することがとても大切です。骨粗しょう症の治療には、薬物療法・食事療法・運動療法があり、一人ひとりの状態や骨折リスクに合わせて治療を選択します。ご自身に合った適切な治療や予防方法について、ぜひお気軽にご相談ください。

あなたの骨折リスクと生活スタイルに合わせた骨粗しょう症治療

骨粗しょう症のお薬には、飲み薬や注射薬など、さまざまな種類があります。
骨粗しょう症の治療で最も大切なのは、「どの薬が一番良いか」ではなく、患者さん一人ひとりに最適な治療を選択することです。市橋クリニックでは、DXA法による骨密度検査、血液検査、骨折歴、年齢、腎機能、持病などを総合的に評価し、さらにライフスタイルや通院頻度、費用、ご希望も考慮しながら、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療をご提案しています。内服薬から各種注射製剤まで幅広い治療選択肢をご用意しており、骨折リスクや生活スタイルに応じて最適な治療を選択することで、骨折予防と健康寿命の延伸を目指しています。

治療例

① 注射が苦手な方

ビスホスホネート製剤(ボナロン®・ベネット®・アクトネル®など)
週1回または月1回の飲み薬で、骨が壊れる働きを抑え、骨折を予防します。

SERM(選択的エストロゲン受容体モジュレーター)(エビスタ®・ビビアント®)
毎日の飲み薬で骨密度の低下を防ぎます。主に閉経後女性の骨粗しょう症に使用されます。

② 費用と通院負担を抑えながら、注射治療を続けたい方

プラリア®(6か月に1回)
投与期間:長期継続可能
半年に1回の注射で治療を継続できます。通院回数を少なくしながら、長期間にわたり治療を続けたい方に適しています。

ボンビバ®(月1回)
投与期間:長期継続可能
月1回の注射で治療を継続できるビスホスホネート製剤です。飲み薬が苦手な方や、比較的費用を抑えながら注射治療を受けたい方に適しています。

③ 骨折リスクが高く、骨折をしっかり予防したい方

イベニティ®(月1回)
投与期間:12か月
半年に1回の注射で治療を継続できます。通院回数を少なくしながら、長期間にわたり治療を続けたい方に適しています。

テリボン®(週2回自己注射)
投与期間:24か月
骨を作る働きを促進する治療です。重症骨粗しょう症や骨折リスクが高い方に適しています。

オスタバロ®(毎日自己注射)
投与期間:18か月
新しい骨形成促進薬です。骨密度を積極的に改善したい方や、骨折リスクが非常に高い方に適しています。

フォルテオ®(毎日自己注射)
投与期間:24か月
骨を作る働きを促進する治療です。重症骨粗しょう症や骨折リスクが非常に高い方に適しています。長年の使用実績があり、豊富なエビデンスに基づいた治療法です。

あなたに合ったオーダーメイドな治療をご提案します

骨粗しょう症は、適切な治療を継続することで骨折リスクを大きく減らせる病気です。

「自分にはどの治療が合っているのだろう?」

「今の薬を続けた方がいいのだろうか?」

そんな疑問や不安をお持ちの方も、どうぞお気軽にご相談ください。
市橋クリニックでは患者さん一人ひとりの骨折リスクや生活スタイルに寄り添い、安心して長く続けられる骨粗しょう症治療をご提案いたします

健康で楽しく人生を
過ごすために

「健康寿命」と「平均寿命」には、大きな開きがあることをご存じでしょうか。
「健康寿命」とは、健康上の問題による制限がなく、自立した日常生活を送ることができる期間のことをいいます。

健康寿命の秘訣は、
丈夫な骨です!

骨粗しょう症の予防と適切な治療で、将来のあなたの生活の質を守りましょう。

繰り返しになりますが、骨粗しょう症は本当に身近な病気です。
そして骨の健康は、長い人生を健康に快適に過ごせるかどうかに大きく影響します。
今一度、ご自身の「骨」の健康について考えてみてはいかがでしょうか。