頭痛
頭痛で考えられる主な病気
・片頭痛/緊張型頭痛/群発頭痛
・脳腫瘍
・脳出血・くも膜下出血
・慢性硬膜下血腫
当院の取り組み
頭痛には危険な頭痛(脳梗塞・脳出血・脳腫瘍・くも膜下出血など)と、危険じゃない頭痛(片頭痛・緊張型頭痛など)があります。当院では脳神経外科専門医が症状を丁寧に診察し、AI搭載のMRIを用いて迅速に脳内を画像評価し、危険な頭痛を見逃さない診療を重視しています。
「いつもの頭痛」と思っていても、重大な病気が隠れていることがあります。
必要時には速やかに高度医療機関へご紹介いたします。
また、若い世代に多い片頭痛に対しては、従来の鎮痛薬だけに頼らない治療を行っています。
- ・頭痛で仕事や学校に集中できない
- ・市販薬が手放せない
- ・月に何度も頭痛を繰り返す
- ・ 音や光がつらい
- ・頭痛で予定を諦めてしまう
上記のようなお悩みはありませんか?
片頭痛は「体質だから仕方ない」と我慢されている方も多いですが、現在はCGRP関連薬などの新しい治療薬により、“頭痛を予防する”時代へ変わってきています。
当院では症状の頻度や生活への影響を丁寧に評価し、一人ひとりに合わせた治療をご提案おり、新しいCGRP関連薬を積極的に取り入れております。
単なる痛み止めではなく、「頭痛のせいで我慢する日常」を少しでも減らし、安心して生活できることを目指した総合的な頭痛診療を行っています。
CGRP関連薬による
片頭痛予防治療フロー
1
片頭痛と診断
問診や診察、必要に応じてMRI検査を行ない、片頭痛であることを確認します。
2
予防治療の
適用を判断
予防治療が必要か以下のようなチェックを行います。
- 月4日以上の片頭痛がある
- 生活に支障がでている
- 急性期治療薬を頻繁に使用している
3
生活指導
睡眠を
整える
ストレスを
溜めない
片頭痛の誘因を
避ける
急性期治療薬
を正しく使う
水分を
しっかりとる
4
予防薬を開始
以下の治療薬より、患者様に合った治療薬を選びます。
従来の予防薬
プロプラノロール
ロメリジン
バルプロ酸
アミトリプチリン
その他
CGPR関連薬
エムガルティ(ガルカネズマブ)
アジョビ(フレマネズブ)
アイモビーグ(エレヌマブ)
※月1回または3か月に1回の注射をおこないます
CGPR関連薬とは?
従来の治療薬とは異なり、予防効果が高く副作用が少ないことが特徴の治療薬です。
以下に当てはまる方には、CGRP関連薬を勧める場合があります。
-
月4日以上の片頭痛がある
-
トリプタンを頻繁に使用している
-
従来予防薬での副作用が強い
-
若年~就労世代でQOL低下が大きい
-
慢性片頭痛(15日以上/月)
CGPR関連薬の特徴
片頭痛の原因に直接作用する新しい薬です。
月1回または3か月に1回に注射です。
頭痛頻度の減少や生活改善が期待できます。
日本で使用できる主なCGPR治療薬
5
2~3か月後に
効果の確認
片頭痛が起きた日数がどれくらい減ったか
痛み止めを使った日数がどれくらい減ったか
日常生活や家事、仕事がどれくらい楽になったか
○ 判断目安
十分に改善した
(50%以上の改善)
治療を続ける
効果を確認しながら6~12カ月継続します。
やや改善した
(50%以下の改善)
続ける または 見直す
見直す場合は別の治療薬への変更を検討します。
改善が不十分
(ほとんど変わらない)
治療を見直し
別の治療薬への変更を検討します。
6
定期的な
フォローアップ
定期的に受診し、効果や副作用を確認して、治療方針を調整します。
※治療効果や副作用には個人差があります。詳しくは医師にご相談ください。
めまい
めまいで考えられる主な病気
・脳梗塞(小脳・脳幹)
・脳腫瘍
・良性発作性頭位めまい症(BPPV)
・前庭神経炎/メニエール病
当院の取り組み
めまいの多くは耳の病気による良性の末梢性めまいですが、一方で、中枢性めまい(脳梗塞・脳出血・脳腫瘍・小脳・脳幹の異常など)が隠れていることもあり、早期対応が必要な場合があります。
当院では、まず「脳の病気が隠れていないか」を最優先に評価します。必要に応じて来院当日からAI搭載MRIを用いて迅速に精査し、中枢性めまいを見逃さない診療を心がけています。
「様子を見てもよいめまいなのか」
「入院や緊急治療が必要なめまいなのか」
を脳神経外科専門医が丁寧に判断し、必要時には速やかに高度医療機関へご紹介いたします。
一方、脳の病気が否定的で、耳の病気による末梢性めまいや加齢による平衡機能低下、自律神経の乱れなどが原因と考えられる場合には、それぞれの原因に応じた薬物療法や生活指導、必要に応じてリハビリテーションを組み合わせながら、症状の改善と再発予防を目指します。
当院はどんな些細なめまい症状も脳・耳・平衡機能・自律神経まで総合的に評価し、患者さん一人ひとりに最適な治療をご提案しています。
しびれ
しびれで考えられる主な病気
・脳梗塞/一過性脳虚血発作(TIA)
・頸椎症/椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・末梢神経障害(ギランバレー症候群、手根管症候群など)
当院の取り組み
体のしびれは、脳の病気、脊髄・脊椎の病気、末梢神経の障害など、さまざまな原因で起こります。
当院では、まず脳卒中や脳腫瘍、ギラン・バレー症候群など、緊急性の高い病気が隠れていないかを最優先に評価します。診察では、必要に応じて来院当日からAI搭載MRIやレントゲン検査を行い、しびれの原因を迅速かつ正確に見極めます。脳や脊髄の病気が疑われるのか、首や腰の神経障害なのか、あるいは末梢神経の圧迫によるものなのかを丁寧に評価し、必要時には速やかに高度医療機関へご紹介いたします。
一方で、首や腰の神経障害、末梢神経の障害が原因と判断した場合には、脳神経外科医と整形外科医が連携し、薬物療法・リハビリテーション・手術適応の有無まで総合的に判断し、一人ひとりに最適な治療をご提案します。
当院では、脳・脊髄・末梢神経のすべての可能性を視野に入れ、原因を正確に見極めたうえで、適切な治療へつなげることを大切にしています。